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「『その人たち』が嫌いって・・・先生、それはどういうことなの?」

「・・・う~ん、どう言ったらいいんだろう。

・・・正直な話ね、言うのが怖いんだ。」

「なんで?思っていることがあるんだったら正直に言えばいいじゃん」

「自分が今まで人に言えず隠し続けてきた自分の心・・・

それが、醜いことだ、罪だ、人に見せてはいけない、尊いものを冒涜することだ、人の美しい心を穢す・・・
そうどこかで、思ってきた。

それに、自分が差別され、傷つけられるということが怖かった。

苦しんでいても、自分が正しいのか正しくないのか分からないから、それを言うことができなかったんだ。」


「先生が、そこまで怖がることってなんなの?
『その人たち』はそんなことをさせているの?」


「ちょっと落ち着いて、話してみるよ。」


・・・ガチャリ
あ、人が入ってきた。

「ひさしぶりね。元気してた?」

「ねぇ、誰?」

「『その人たち』の一人だよ。
お久しぶり。そちらこそ元気だった?」

「さっきまでの話・・・聞いてたわ。私も、ちょっとショックだったかな・・・。詳しく聞かせてみなさいよ。

あ、私は・・・仮にA子と名乗ります。自己紹介は、話のなかで出てくると思います。」

それじゃあ、ややこしいからA子、先生、Childで、順番にA,B,Cと前に置きますか・・・。

B「(あぁ、話しづらくなったなぁ・・・)

先のお話で、彼らの信じている神さまが、今、地上に肉体をもっている地球で一番偉い神さま、と信じられている、ということは話したよね」

C「うん」

B「その神様が、『あっちの方向を向くのが正しいからみんなあっち向きなさい』と言ったらどうする?」

A「『法』ね。すばらしいことだわ。全人類を真実の幸福の方向へ導く救済の白き手、人生の急流にとっての竿だわ。
だから、すべての人は、この教えに素直に従って、地球規模のユートピアの建設に取り組むこと。
実践してみると、幸福になれることがますます実感をもって分かるわ!
そして、それを実現しようと立ち上がった主のために生きること、それが私たちの使命なの。」

B「僕は・・・嫌だな。」

A「・・・どうしてそんなことを言うのか分からないけれども、
あなたは、主がどれだけ本気の情熱をもって、この世界をユートピア化しようとしているのか知っていてそんなことが言えるの?」

C「A子さん、すごい情熱だね。こんな輝いている人初めて見たよ。
う~ん、聞いてると、ばうあーがひねくれた感じに見えるけれど。」

B「僕はね・・・人間にとって、大切なことは自分の頭でしっかりと物事を見て、考え、決めることだと思うんだ。」

A「うん、たしかに、自分の頭で考えるってことはとても大切だと思うわ。
でも、それ以上に大切なのは信仰心。あの世を信じ、仏を信じる心。
その心なくして、地上だけの物差しで物事をはかることは、小さな蟻が、大きな象をああだこうだと講釈しているような愚かなことなんじゃないかしら。
だから、自分を透明にして、仏の心にお任せするのが真実の生き方じゃない?」

B「それが、ある人は幸福にするけれども、ある人を追い詰め、傷つけ、居場所をなくしてしまうようなものであったら?」

A「それは、ありえないわ!だって主はすべての人々の幸福を願っておられるもの。」

B「・・・口だけだよ、それは。」

A「確かに、人間は不完全だから間違いもおかすわ。
辛いのは私たち・・・『新興宗教』というだけで、『怪しい』とばかりいわれて誤解や偏見で見られる。
でも・・・主の願いを果たしたいから、みんなに幸福になってほしいから、いつも自分と戦って伝道しているんじゃない。
あなたこそ、何もしないで文句ばっかり言って・・・あなたこそ口だけじゃない?」

B「そう言われると、本当に言葉に詰まるよ。

ただ、1点目。なぜ、僕が『君たち』が怖いか。
本当は、変えられない他人の心を、『君たち』は変えようとして必死だ。

そして、価値の尺度というのがただひとつなんだ。教えも絶対化されている。

それに対して、自分の頭で考えて、反対することは許されない。

・・・危険だと思わないかい?」


A「危険なのはあなたの方じゃない?
あなたは、ちっぽけな自我にしがみついて、仏も信じないで、それを本物の自分だと思って離していないだけよ。哀れな人!
そういう唯物論の思想がどれだけ人を道具扱いして殺してきたか。

反対することを許してないわけじゃないわ・・・
ただ、仏の目からみたらあなたなんて、ちっぽけな世界で生きている鉢の中の金魚よりも容易く見えるわ。そんな鉢の中の金魚が宇宙についてあれこれ文句を出している、そんな滑稽な姿に見えるのよね。」


B「・・・という風に押しくるめられるんだなぁ」

C「ばうあー・・・いいかげん素直になったらどう?」


(続く)

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2009.06.10 Wed l 未分類 l COM(0) TB(0) l top ▲

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